11月7日(木)に放送されたNHKの連続テレビ小説「おむすび」第29話では、体調を崩し寝込んでいた主人公・結(橋本環奈)が、祖母・佳代(宮崎美子)の手作りスープで少しずつ回復していく姿が描かれました。
温かい祖母の愛情に触れながら元気を取り戻した結のもとに、親友の歩(仲里依紗)が訪れ、翌日東京に戻ることを伝えます。
歩は、突然「みんなで神戸に帰ろう」と誘ったことについて謝罪し、阪神淡路大震災で親友の真紀(大島美優)を失った悲しみが今も消えないと告白します。
結もその痛みを感じながら、歩の心に寄り添い、悲しみや苦しみを分かち合おうとします。
親しい友人との別れを控えた結と歩が過去のトラウマに向き合う様子が丁寧に描かれた第29話は、心に残る深い余韻を感じさせる回となりました。